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2014.04.20

日本移植者協議会移植セミナー

 お昼のコンサートの後、金山の名古屋都心センターで開かれている日本移植者協議会の第94回移植セミナーに参加した。 ちょうど9年前のこの勉強会で、生体腎移植への道を選択した。僕にとっては、とても大切なセミナーのひとつ。最近は、お話しする立場が多いけれど、今日はゆっくりとお話が聞けた。

 名古屋第二赤十字病院 移植外科部長の渡井 至彦先生のご講演の後半から参加。渡井先生は、移植医療の理解・啓発を薦めているNPO日本移植未来プロジェクトの理事としてご一緒している。今日は、ハイリスク患者の腎移植についてのお話しだった。かつては移植対象外だった腎不全患者が移植できる時代になったんだと改めて実感。そして同時に、医療者側の苦労も実感した。

 続いて、生体腎移植ドナーと移植患者の体験談。11年前に、ご主人の生体腎移植ドナーとなられた築山さんのお話は初めてお聴きした。丁寧で落ち着いたお話しぶりに、これから移植を考えている方やご家族にはとても参考になったと思う。2番目の棚橋さんのドナーの会についての紹介も、生体ドナーになろうと思っている方には参考にるお話しだった。
最後は、膵腎同時移植者の加藤さんのお話し。20140420_2300pic昨年の7月、市内の中学校での「命の教育 道徳講演会」でコラボレートしていたたいた加藤さんは、さらに磨きがかかり、場に応じて臨機応変にお話しを進められていた。一型糖尿病の発症と透析導入、出産、脚の切断の危機。そして脳死提供のドナーの方からの膵腎同時移植という重い話を、笑顔と笑いで進められるプレゼンテーションには、分かっていてもついつい引き込まれてしまう。昨年の笑いながら、ハンカチで涙を拭いていた中学生の姿を思い出した。彼女のお話をお聴きすると、誰もが、今の自分の状況を肯定し、生きている事への喜びと感謝を感じるだろう。

 今日は、二十数年ぶりの卒業生との再会、そして、移植仲間からの生きていて良かったという心からのメッセージをお聴きして、感動が続いた1日になった。そして、9年前の移植勉強会を昨日のことのように思い出した。

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